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「タウンプラザかねひで」を経営する金秀商事(呉屋守章社長)は1日、
西原町の同商事本社で記者会見し、県内にある61店舗のほぼ全店で
賞味期限切れの商品計約1400個を店頭販売していたことを明らかにした。
同日、賞味期限が切れた全商品を撤去した。
商品の内訳は飲料類、即席ラーメン、レトルトごはんなどと説明したものの、
商品名は「メーカーの信頼を失うので、(公表していいか)法律を理解した
上で対応したい」と公表を控えた。
かねひででは9月にいずれも賞味期限切れの豚肉(広栄店)、かつお削り節
(美浜店)の販売が発生したばかり。今回はほぼ全店舗で賞味期限切れが発覚し、
同商事のずさんな商品管理があらためて浮き彫りになった。
美浜店で見つかった野菜ジュース2点は920ミリリットル入りのペットボトルで、
8月21日で賞味期限切れだったと発表。すでに販売された商品もあり得るとした。
健康被害の可能性は「否定できない。(買った人を)特定して対応したい」と話した。
9月30日に美浜店で発生したかつお削り節と野菜ジュースの賞味期限切れ販売を受けて、
同商事は9月30日夜から1日早朝にかけて61店舗で賞味・消費期限切れの商品が
ないか一斉に点検した。その結果1店舗平均26個、全店舗合計で1586個の
賞味期限切れ商品を確認。うち9割に当たる約1400個が店頭に並んでいたと説明した。
サンプラザかねひで県庁店、ポケット与那城店の2店では調査を実施していない。
呉屋社長はすでに購入した消費者がいる可能性があるとして「確認でき次第、連絡を
差し上げたい」と話した。相次ぐ賞味期限切れ商品の発覚には「1店舗当たり約7万個の
商品を抱えていて、完全な形での把握は困難」と釈明。「日ごろからきちんと確認して
いればこのようなことは起きないが、アルバイト、パートに手伝ってもらっているので、
指導が十分ではない」と話した。
再発防止へはこれまで月一度の棚卸しを2回に増やす、約90人体制で全店舗を回り
全商品を検査、社内で再発防止を話し合う対策チームを設置することなどを挙げた。
琉球新報
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