08/10/04 12:32:10 /aGiaNLv0
「有罪率99パーセントの恐怖」
なにもこれはマスコミだけの問題ではありません
というのは恐ろしいデータがあるのです
日本の刑事裁判では 実際に告訴された事件のうち有罪判決が下される率は
なんと 99パーセント以上にも上るというのです
つまり検察に目を付けられて訴えられたら1巻の終わり
少なくとも このデータからはそういう結論が出てくる
99パーセントの有罪率というのは どう考えても高すぎる
かりに日本の警察や警察機構が優秀で
しかも有罪になる率の高い事件だけを吟味して起訴しているにしても
この有罪率では「本当に裁判官は仕事をしているのだろうか」と
いう気がしてくるではありませんか
日本の裁判官は 本当に検察官を裁いているのだろうか
被告の見方になってくれているのだろうかと不安になってくるでしょう
「刑事裁判とは 検察すなわち行政権力を裁く場である」といのは
近代裁判の大前提なのですが
これもまた日本人のよく理解できていないところです
痛快!憲法学 2001年4月29日 著者 小室氏