08/10/01 15:04:39 tKlddal4O
>>201
日本大使館企画のコスプレ大会がデンマークで開催、音頭は岡田眞樹デンマーク駐在大使、大使も会場で見学。コスプレ向けに優勝商品は日本観光。最大の魅力は集客力と若い世代へのアピール。
■背景は中韓の文化外交の著しい普及、相対的に同じ東アジアの日本への関心が薄れ始めた事への危機感。
▼韓国は、漫画をマンファと言い直し世界で普及。携帯や液晶は今や韓国。「日本家電のデザインは古い、何でこんなデザインにするのかわからない」と外国人に言われてしまう始末。
▼中国語学習の孔子学院が、援助により海外の大学構内に。世界中で140校。教師は中国から派遣。社会人も対象、格安で中国語が学べる。デンマークにも進出予定。
『派遣教師は教師としての能力だけでなく、中国の品位を落とさない振る舞いのできる人かもチェック、一種の外交官+広報官。』日本はここまでは審査しない。
■日本はフォーマル外交(高級文化の普及)という欧米のやり方では失敗。日本は習字や日本食の紹介などで対抗したが効果出ず。
▼中国はフランスの外交を手本に真似。『フランスは国が文化をコントロールし、国が規範を示す一元的な文化外交=プロバガンダ。』
▼一方、日本のポップカルチャー外交は、多様な表現を知的に高い浸透力の中で多様性を持って示す=『ロジステック、ありのままの日本を示す、パブリック・ディプロマシー(Public Diplomacy)』。
※「パブリック・ディプロマシー(Public Diplomacy)」とは、伝統的な政府対政府の外交とは異なり、広報や文化交流を通じて、民間とも連携しながら、外国の国民や世論に直接働きかける外交活動のこと
日本語では「対市民外交」や「広報外交」と訳されることが多い言葉
◆外務省: よくある質問集 広報・文化交流 URLリンク(www.mofa.jp)
フォーマル外交(高級文化の普及)もありのままを見せるやり方になりつつある。
ポップカルチャー外交は『深い所に繋がる、繋がりの入口』。
ポップカルチャーはブームだからブームは去るかもしれない。しかし、文化の根っこを知る機会=多様性を与え続けていく必要はある。