08/10/01 10:47:09 0
台湾で「さぬき」などの名称を商標登録していた同国の大手冷凍食品メーカーが、
中国で「ＳＡＮＵＫＩ」など２種類の名称を商標申請していたことが２９日分かった。
香川県は事実関係を確認後、香川県内のうどん組合などに情報提供しており、
浜田厚史商工労働部長は「関係企業や団体と連携し、対応を検討していきたい」と述べた。
同日の９月定例県議会経済委員会（宮本欣貞委員長）で大山一郎氏（自民・高松）の質問に答えた。
この企業は南僑化学工業（台北市）。同社は、日本から進出した讃岐うどん店との間で
商標問題が表面化した今年３月、中国商標局に「ＳＡＮＵＫＩ」と「讚岐」の２種類を、
飲食店名と麺［めん］類の商品名として商標登録申請していた。
今回の事案は、香川県が海外の商標トラブルなどに
専属的に対応するために設置した「糖質バイオ・知的財産グループ」が、
中国商標局のデータベースを調べる中で見つけた。
同グループによると、出願された商標が同局の審査を通れば、
「公告期間」（２、３カ月程度）が設けられ、異議申し立てが可能になる。
ただ、出願から公告までは平均で２、３年かかるという。
このため、香川県は当面、中国商標局のデータベースで
審査状況を注視しながら、関係企業や団体、専門家を交えて対応策を協議していく。
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