08/09/30 12:52:53 0
何百万台ものGPSベースのナビゲーション機器が出回っているいま、
そろそろこんな疑問が出てもいい頃だろう―GPSのネットワーク自体が攻撃されたどうなるのだろうか。
バージニア工科大学とコーネル大学の研究者たちが、1年以上の時間をかけて、
偽のGPS信号を送信して受信機をだませる機器を開発した。
「GPSは、電力網や水道システムと同じように技術基盤に組み込まれている」と、
電気・コンピューター工学の教授でコーネル大学のGPS研究所の所長でもあるPaul Kintner氏が
声明の中で述べている。「攻撃された場合、重大な影響を受けるだろう」
GPSは米国政府が構築したナビジェーション・システムで、特定の軌道で地球を1日2回周回する
30以上の衛星で構成されている。これらの衛星は、地上や海上、空中に存在する受信機に信号を送信する。
受信機は、衛星から送信された信号を基に、地球上での正確な位置を三角法で測定することができる。
だが衛星からの信号が間違っていたら―あるいは偽造されていたら―GPS機器は、
受信している信号に基づいて、間違った場所を割り出すことになる。
研究者たちはまず、地球の大気の最高層に関する研究(電離層研究として知られる)に使用される、
ブリーフケースほどの大きさのGPS受信機を使って、偽の信号を送信するようにプログラムした。
偽の受信機は、GPS衛星から信号を受けるはずのナビゲーション機器の近くに配置された。
ほとんど間を置かずに、プログラムされた受信機は偽の信号を送信し、GPSベースのナビゲーション機器は
これを本物と誤認した。
ソース:wired vision
URLリンク(wiredvision.jp)
ソース原文(English)
URLリンク(blog.wired.com)
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