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信州大工学部(長野市)の遠藤守信教授らは29日、石油資源の採掘などに使うパイプを
つなぐ高性能のゴムシール材を開発したと発表した。近く国際的な科学専門誌に論文が掲載される。
採掘では深くなるほど高温高圧になるため、ゴムシール材の耐久力が増せば
採掘可能な石油資源が増加する。遠藤教授は「油井からの石油回収率を
倍増させることができ、約40年後とされる石油の資源寿命を倍の約80年後まで
延ばすことが期待できる」と話している。
遠藤教授と世界的な石油掘削会社シュルンベルジェ(米国)、長野県内の企業の
共同研究。約2年後の商品化を目指している。
遠藤教授らによると、微細な管状の炭素物質「カーボンナノチューブ」をフッ素ゴムに
独自の技術で配合することにより、双方の境界に従来のゴムとは違う柔軟性と強度を
持つゴムが生まれた。
2008/09/29 21:41 【共同通信】
石油探査時に使用するパイプと信州大などが開発した高性能のゴムシール材(上)=長野市の信州大工学部
URLリンク(www.47news.jp)
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