【軽口内閣】中山国交相失言の詳細 「成田はごね得」「日本は単一民族」「大分県の学力低い」★3at NEWSPLUS
【軽口内閣】中山国交相失言の詳細 「成田はごね得」「日本は単一民族」「大分県の学力低い」★3 - 暇つぶし2ch711:名無しさん@九周年
08/09/27 03:24:07 mUbbIx9z0
こういうのを「揚げ足取り」と言うのだ。
物事の本質を議論しないで、言葉尻を捕らえただけの、みっともない行為だ。
確かに、表現方法としては直接的過ぎたきらいはあるのだが、むしろ、中山大臣の指摘した
点は、我が国が現在おかれている閉塞状況の元凶を的確に指し示している。
成田空港は、開港が30年前の1979年。計画時は、もっと以前の60年代だ。
その頃は「ハブ空港」という概念もなく、旅客需要も現在ほど多量になるとは想定しておら
ず、現在、世界の主要都市が、複数の国際空港を持つか、1つの巨大な空港を持っているに
もかかわらず、東京及び横浜を含む世界有数の人口が住む我が国首都圏メガロポリスでは、
千葉の成田という辺鄙な場所に中規模の国際空港が1つだけあるという貧相な状態だ。
中規模空港では、ハブ機能を担うことができず、この間、アジアのハブ機能はシンガポール
に奪われ、今や上海なども自国空港のハブ化を推進しており、東京はアジアの経済中核都市
としての地位・価値をどんどん下落させている。
成田空港とは、世界的視点で見ると、この様な問題がある空港なのである。
ところが我が国での成田空港問題とは、1960年代から続く成田反対闘争で提示された、
「公共の福祉」VS「個人の自由」という対立構図だけの蛸壺的国内問題の視点でのみ論じ
られてきた。東京の環八は、美濃部都知事がいう「一人が反対すれば橋を架けることをしな
い」という公共の福祉を無視し、個人の自由を最大化させる極論により、たった1軒の立ち
退きの合意がなされないまま何十年も全線開通ができなかった。中山大臣の指摘は、この様
ば視点でなされたもので、むしろ的確な指摘と言えるのだが、しかし、だがしかし!!!!
今の国交省は「公共の福祉」を言う資格がなく、むしろ「国交省の利権」を「公共の福祉」
よりも優先しているので、せっかくの中山大臣の正論も、国交省の官僚や天下りOBの過去
から現在まで続く省利省略を清算しない限り、虚しく響くだけである。
(マスゴミは「揚げ足取り」などせずに、こういう問題点をちゃんと報道しろ!)


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