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中山成彬国土交通相は25日、産経新聞などのインタビューに応じ、成田空港の拡張
が地元住民の反対などで進まなかった経緯について、反対派らによる「ゴネ得」と述べ、
「戦後教育が悪く、公共の精神が欠けている」と批判した。外国人観光客の誘客をめ
ぐり「日本は単一民族」とも発言したが、同日夜になって一転、「誤解を招く表現だっ
た」として一連の発言を撤回した。
中山国交相は成田や羽田両空港の拡張問題について、「(反対住民らは)公のため自
分を犠牲にする精神がなかった。自分さえよければいいという風潮の中で、空港が拡張
できなかったのは大変残念。(空港整備が進む)中国がうらやましい」と述べた。
また、外国人観光客の誘致策に関連し「日本は随分内向きな、単一民族といいますか
ね、あんまり世界と(交流が)ないので内向きになりがち」と述べた。政治家の「単一
民族」発言は過去にも問題化し、昭和61年の中曽根康弘首相(当時)の「日本は単一
民族国家」との発言に、アイヌ民族が抗議している。
さらに、大分県の教員汚職事件にも言及し、日本教職員組合(日教組)と絡め「大分
県教委の体たらくなんて日教組(が原因)ですよ。日教組の子供なんて成績が悪くても
先生になるのですよ。だから大分県の学力は低いんだよ」と話した。
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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