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前橋市のスナックで2003年1月、暴力団抗争の巻き添えで市民ら4人が
射殺された事件で、男性客(当時50歳)の遺族3人が指定暴力団住吉会の
西口茂男総裁と福田晴瞭会長に約1億9760万円の損害賠償を求めた訴訟は
26日、前橋地裁で和解が成立した。
原告側代理人によると、和解は、下部団体の構成員が事件を起こしたことに
ついて、西口総裁らが自らの責任を認めて再発防止を約束し、計9750万円を
支払うという内容。暴力団犯罪の使用者責任を巡り、指定暴力団トップが自らの
責任を明確に認めたのは初めてという。
訴訟で、西口総裁らは使用者責任を否定、請求棄却を求めて争ってきた。地裁は
今年4月、和解を勧告。遺族側は使用者責任を認めることを条件に和解に応じる
姿勢を示したため、地裁が9月4日に和解案を提示していた。
遺族は06年11月、構成員3人と西口総裁ら2人を提訴。構成員のうち1人は
請求を認め、残る2人も西口総裁らと審理が分離された後、約8880万円の
支払いを命じた2審・東京高裁判決が確定している。
◆前橋スナック乱射事件=2003年1月25日深夜、前橋市三俣町の
スナック店内外で、指定暴力団住吉会の下部団体の構成員2人組が拳銃を乱射、
客の市民ら4人が死亡し、指定暴力団稲川会系元組長ら2人が重傷を負った。
指示役とされる構成員を含めて3人が殺人罪などに問われ、いずれも1審などで
死刑判決が言い渡されている(2人は控訴、1人は上告中)。
▽読売新聞
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