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・プリクラ、ルーズソックス…と女子中高生ら10代向けに最新流行を発信し続ける街、東京・渋谷。
ここに集まる渋谷ギャルの言葉「渋谷語」が面白い。遊び仲間のギャルサー(サークル)で通用する
「TR(鳥肌)」など、新しい表現が毎日のように生まれ、全国の若者に広がっていく。8月に出版された
「渋谷語事典2008」を片手に、記者(33)も今どきの若者言葉に挑戦してみた。(村上智博)
ぶ~や(渋谷)に週4日は通う高校2年の「かにゃ」さん(16)。授業が終わればガングロ、金髪の
派手なメークでセンター街に繰り出す。そこでサー人(サークルの友人)を見つけ、「おつハムー」
とかけ寄った。
「ハムー」は、かにゃさんのサークルでしか通じない合言葉。あいさつだけではなく、仲間とふざけ
合うときにはどんな言葉の接尾にも付けているそうだ。
渋谷には約300のギャルサーがあり、それぞれが新語を生み出す。その新語が複数のギャルサーで
イベントを開くための情報交換の場、MT(ミーツ=会合)などをきっかけにハマサーやチバサー
(横浜や千葉のギャルサー)に浸透していく。
「KY」(空気が読めない)のように、渋谷で使われ始め、2年で“全国区”になった言葉も。
かにゃさんのサークルでは最近、イケメンの反対、「シケメン」(湿っぽくてイケてない男)という
新語ができた。イケメンは「イケてる男(メンズ)」を指すが、渋谷では「イケてる(おいしい)
メンチカツやめん」「イケすかないメンバー」を示し、まったく違う意味に変化した。渋谷語は進化
しているのだ。
今、流行している渋谷語は「神」だ。「あの人『神』だよ」とくれば「超あこがれのかわいい女の子」の
意味。「あっ、これおいしい。神」のように、最後に唐突に付ける使い方もある。かにゃさんは「自然と
口から出てしまう。暗号みたいだけど、通じれば楽しい」と話す。(>>2-10につづく)
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