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事故米の不正転売問題で、農林水産省は22日、
米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)と接着剤製造会社「浅井」(名古屋市)の
転売した事故米の流通先の調査結果を公表した。
このうち米飯類販売会社「山和食品」(埼玉県川口市)が今年3~8月、
大阪、京都、滋賀、兵庫各府県の百貨店地下などで運営する弁当店で販売した商品に、
有機リン系殺虫剤「メタミドホス」に汚染されたもち米が使用されていた疑いのあることが判明。
健康被害は確認されていないが、同社は「現在は、事故米は使っていない」とし、
おわび文を店頭に張り出した。
大阪府などによると、弁当店「たごさく」と「たもかみ」の計15店(うち1店は閉鎖)。
三笠フーズと浅井から出荷されたもち米が、米穀販売会社「京山」(京都市)で
正規米とブレンドされ、食材卸会社「尾家産業」(大阪市)を通じ、15店に計52・5トンが納入。
赤飯やおこわなどに加工、販売されたという。
山和食品は全国で約180の直営店を百貨店の地下などで営業。
馬場政宏専務は「仕入れ値が他業者とあまり変わらなかったので、事故米だとは疑わなかった。
許せない」と憤りをあらわにした。
農水省に対しても「事故米を販売しながら、流通ルートを把握していないのはおかしい」と
不満げに話した。
神戸市内にある百貨店の食品売り場では店頭に、
「事故米の一部が使用されていた可能性があることが判明いたしました。
ご迷惑をおかけいたしますことを深くおわび申し上げます」と書かれた
約20センチ四方のおわび文が張り出された。
仕事帰りに神戸市中央区の百貨店に立ち寄った兵庫県姫路市内の女性会社員(37)は
「百貨店に売っているものは安心だと思っていたのに……。子どもに何を食べさせていいのか
分からない」と憤った。
ソース:読売新聞
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