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首相“不在”の間に悪巧み。このところ、霞が関の官僚の暴走が目に付く。中でも、
「そこまでやるか」と呆れられているのが公務員制度改革だ。
推進本部が立ち上がり、御手洗冨士夫経団連会長ら11人の民間人で構成される顧問会
議もスタートした。福田が辞任直後の今月5日に初会合が開かれ、「私は辞めますけど
……」という挨拶が話題になった会議だ。
ここで11月をメドに公務員改革の方向性が決まる。
民間人も“ヤル気”になっていたのだが、官僚たちが露骨な“工作”を展開中なので
ある。
「まず、せっかく、大物の民間人が集まっているのに座長を置かず、会議も隔月1回程
度だというのです。これじゃあ、顧問会議はお飾り会議になってしまう。さすがにメン
バーの屋山太郎氏が噛みつき、座長は必須、9〜10月は毎週やるくらいのペースで集中
討議が必要と迫った。そうしたら、事務局が次回の会合を今月 23日に設定してきたん
です」(事情通)
今月23日は祝日。しかも、22日に自民党総裁選があり、24日は国会で首班指名、新内
閣がスタートする。
「真ん中の23日は本当に首相が不在になる空白日で、新総裁が誕生した以上、福田首相
も出ていけず、かといって、麻生さんが総裁選を制しても国会の指名を受けていないの
で出てこれない。首相が来なければ、事務局のシナリオ通りに会議を動かせるという狙
いなのでしょう」(霞が関事情通)
コイツらの悪知恵は底なしだ。
(日刊ゲンダイ2008年9月20日掲載)
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