08/09/22 22:34:57 QVIbGlkp0
小沢が媚中って言うレッテル張りは良く見るけど本当かね?
古森義久産経新聞ワシントン駐在編集特別委員・論説委員のブログステージ風発より
私が産経新聞の中国総局長として北京に在勤していた1999年の2月末、当時、
自由党の党首だった小沢一郎氏が訪中してきて、中国共産党中央政治局常務委員の
尉健行氏と会談しました。
このときの小沢氏の発言を実際にその場にいた人たちから聞きました。その内容は
私の著書『「日中友好」のまぼろし』などで詳述しました。
ここでもう一度、その概略を紹介しますが、要するに小沢氏はそのときは、それまで
の日本の政治家たちよりも強固かつ明確に日本側としての自己の主張を中国当局にぶつ
けていたのです。決して媚中ではなかったのです。
小沢氏はたとえば「歴史認識は反省の上に立ってきちんとすべきだが、それは中国の
みなさんも同じことだ」と尉氏に対して述べました。「日中友好を阻害するようなこと
は慎むべきだという尉先生の言葉があったが、それはおたがいに慎むべきだ」とも発言
しています。
小沢氏はさらに尉氏に対して「日中両国は率直に意見を交換できる関係ができなければ
だめだ」とも告げました。そして当時、中国側が反対していた日米防衛共同ガイドラインや、
そこでうたわれた「周辺事態」が台湾に適用されるか否か、など、小沢氏は中国側の主張に
堂々と反論さえしていました。
私は小沢氏のこの対中姿勢を立派だと感じ、その旨を率直に産経新聞やその他の雑誌などで
「まっとうな外交」として報じたものでした。
自民党にこれだけ言える奴いるのかね?