08/09/21 13:10:50 aLTMgPP+0
[王舞粥菜:おまいがゆーな]
古代中国に於いて「これを食すと美食に慣れた王でさえ喜び舞い
踊る」と言う料理「王舞粥」なるものがあった。
これを作るにあたり絶対に欠かせない食材とされたのが「王舞粥菜」
である。正式名称は「灰煮地菜」と言うのだが(名の由来は不明)、
明の太祖・洪武帝により引き起こされた所謂「文字の獄」に於いて
禁字とされた文字が含まれていた為改称されたと伝えられる。
原産地については諸説紛々と言った所であるが現在最も有力な説は
「王舞粥菜は朝鮮半島が原産地」というものである。日本や中国では
これを「韓国人がよく唱える”ウリナラ起源”の一つではないか」と
批判する向きもある。
(これに関しては近年日系豪州人の植物学者マスオ・カミヤマの研究
によりほぼ事実であることが確認された)
(追記)
最新の薬学研究により「王舞粥菜」の大変危険な薬効が発見された。
詳細については未だ不明だが(研究者がその「薬効」を発表した場合
世界中に大恐慌が起こることを懸念したためと言われる)巷間漏れ聞く
ところによればそれを食した場合「常識的な判断力の喪失」「真っ当な
想像力の欠落」「他者の発言を悉く曲解」など一般的な社会生活を送る
に際して重大な障害を引き起こす、と言われている。
民明書房刊「大亜細亜博物百科事典」
第三章 植物学・本草学 第四項 幻の食材 より抜粋