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世界恐慌に突入しようかという中で、相変わらず不毛な自民党総裁選ショーが連日、
繰り広げられている。
売れない歌手のドサ回りみたいに、土曜は大阪、高知、日曜は愛知、新潟、月曜は北
海道と全国遊説行脚。その間に5人の候補者はNHKをはじめTV各局をハシゴである。小粒
な顔ぶれの、大して中身のない発言に、さすがに有権者もシラけている。
「それでも自民はドサ回りとTV出演をやめられません。何しろ、事前の各種調査でこと
ごとく自民大惨敗と報じられているからです。自民党内部でひそかに行った調査も厳し
い数字で、危機感は相当強い」(永田町関係者)
(中略)
週刊現代で選挙予測をした政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「今回の総裁選では、小泉郵政選挙で自民に一票を投じた有権者自身が、前回の結果を
大きな教訓にしています。自民を大勝させた揚げ句が、2代続けての政権放り出しです
からね。経済状況も最悪になってしまった。総裁選が始まってTV に候補者が出まくっ
ても、自民の支持率が上がらないのは、有権者の目が肥えたからです」
麻生だ、小池だ、与謝野だと、国民受けするだろうと勝手に考えた候補者を用意して
、ドサ回りとTVジャックで国民を騙(だま)せる―。そんな自民の浅はかな作戦に、
有権者は「その手は桑名の焼きハマグリ」と、相手にしていないのだ。
その結果は、間近に迫った総選挙で明らかになる。この期に及んでもなお滑稽なドタ
バタ劇、田舎芝居に必死になっている自民党は、まさに崩壊前夜の様相である。
(日刊ゲンダイ2008年9月16日掲載)
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