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県内の私立高校3年の女子生徒が、インターネット上の〈学校裏サイト〉に実名で
中傷されるいじめを受けていることが、福井大や福井弁護士会の電話相談窓口
「子どもの悩み110番」に寄せられた相談でわかった。同窓口を開設した森透・
福井大大学院教育学研究科教授が18日、発表した。いじめを受けた女子生徒と
両親は16日に、同弁護士会の人権擁護委員会に人権救済を申し立てたという。
同窓口は12、13の両日に開設。相談を受けた佐藤辰弥弁護士らによると、
女子生徒は昨年秋ごろから、学校裏サイトで「ビッチ(=淫婦(いんぷ))だね」
「カンニングしていい成績をとった」などと、クラスメート数人に名指しで悪口を
書き込まれた。女子生徒と両親は担任教師を通じ、書き込みをした生徒に注意を
促したが、改善されないという。
同弁護士会は人権救済の申し立てを受けて、近く学校側やサイトの管理者などを
調査し、いじめた生徒らにはやめるよう警告する。佐藤弁護士は「最近、子どもの
いじめがインターネットによって陰湿化しており、今回のケースは放っておけない。
いじめの根本的な原因を取り除けるよう働きかけていきたい」と話している。
(2008年9月19日 読売新聞)
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