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「大樹君救う会」 募金呼びかけ 余命半年…希望は移植のみ
心筋の機能が低下して血液を送り出せなくなる難病「拡張性心筋症」に苦しむ氷見市阿尾、
会社員松原大樹さん(19)の両親と支援者らが17日、県庁で記者会見を開き、海外での
心臓移植に必要な費用1億3000万円の募金の協力を呼びかけた。地元住民らが6日に
設立した「大樹君を救う会」のメンバーが今後、街頭募金活動などを展開する。
会見した父の政人さん(52)、母の美枝子さん(50)らによると、大樹さんは3月11日、
風邪の症状で厚生連高岡病院に入院後、心臓に異常が見つかり、同21日、国立循環器病
センター(大阪府吹田市)に緊急搬送された。細菌かウイルスが心筋に入り込んだとみられ、
「劇症型心筋炎による拡張性心筋症」と診断された。
現在、人工心臓を装着してベッドから起きあがれない状態で、「余命半年」と宣告された。
心臓移植以外に回復の見込みは無いという。
「日本臓器移植ネットワーク」(東京)によると、9月1日現在、同ネットワークに登録している
心臓移植希望者は112人。一方、国内の今年の心臓移植手術は10件にとどまる。
国内で大樹さんが手術するには、少なくとも4年はかかるとみられ、米国での心臓移植を検討。
NPO「日本移植支援協会」(同)の永井孝理事長によると、渡航費や医師の付き添い、手
術費などで1億3000万円は必要という。
政人さんは「息子から毎日、『助けて』と電話がかかってくる。何とか助けてやりたい一心。
お力を貸していただきたい」と訴え、美枝子さんは「普通の生活を送りたい、そんな(大樹さん
の)願いをかなえさせてやりたい」と話した。
詳細はホームページ URLリンク(savedm.web.fc2.com)<)
心臓移植を待つ松原大樹さん(中央)と家族=政人さん提供
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)