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今年6月の東京・秋葉原の無差別殺傷事件以降、警察当局がインターネット上での殺人予告などの
取り締まりを強化してから、3か月間に全国で66人が摘発・補導されたことがわかった。
警察は犯行予告を見つけるたびに平均2週間で書き込んだ人物を特定しているが、違法な書き込みが
おさまる気配はない。
逮捕者の1人は、読売新聞の取材に「文字を打ち込んでいるうちに感覚がおかしくなった」と語り、
ネット上で注目されたいという欲求が、過激な犯行予告へと変わっていった経緯を打ち明けた。
神奈川県横須賀市内の元被告の男性(26)は秋葉原事件から11日後の6月19日、ネット上に
「JR横浜駅を爆破する」などと書き込み、威力業務妨害容疑で逮捕された。
男性は高校を2年で中退し、派遣の仕事をしながら画家を目指していた。
携帯電話を使って、ネット上の掲示板に書き込むようになったのは1年ほど前。
暇つぶしのつもりで始めたが、次第に仕事の休憩時間にも熱中するようになった。
当日は朝から自宅で絵を描いており、気づくと日付が変わって午前4時過ぎになっていた。
携帯電話を操作すると、秋葉原事件の直後で犯行予告を話題にした掲示板があった。
興味を引かれる書き込みがなく、「盛り上げよう」と午前4時59分、送信ボタンを押した。
「今日の午前中、横浜駅の東口のどこかに爆弾を仕掛けるわ。死にたい奴は来い」
(続く)
(2008年9月18日03時06分 読売新聞)
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