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・首相、金融システム安定を指示 リーマン破たんで諮問会議
政府は１７日、経済財政諮問会議を開き、米証券大手リーマン・ブラザーズの
経営破たんで金融市場が動揺している問題への対応を議論した。福田康夫
首相は「金融システムの安定と、金融サービスの利用者保護に万全を期して
ほしい」と述べ、日本への悪影響を最小限に抑えるよう指示した。
茂木敏充金融担当相が、日本の金融機関が持つリーマン向け債権の現状など
を説明。米国への輸出がさらに減少することで日本の企業の収益が落ち込み、
景気が減速する可能性を警戒。株価下落による個人消費や金融機関への影響を
注視することも課題となる。
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