08/09/18 04:59:32 rs+DF/wb0
我々、こっち側の人間もたまには善行をしてみたくなったとでも言いましょうか。
貧乏人がマイホームを買うと言うささやかな夢を我々が実現させてあげようと思ったのです。
かくして、世界中の資金がアメリカの貧乏人に様々な金融商品を通じてどんどん貸し出されるようになりました。
そして、貧乏人がサブプライムローンで家をどんどん買うから、家の値段がどんどん上がって、
担保になっている家の価値がどんどん上がるから、サブプライムローンの金利もどんどん下がる。
そして、サブプライムローンの金利が下がるから、さらに貧乏人がどんどん借金して家を買うから、
どんどん家の値段が上がっていくと言う、典型的なバブルが発生したのです。
しかし、やはり貧乏人は貧乏人でした。
貧乏人はお金を持っていないのみならず、モラルも低く、知性もないのです。
彼らを信じた我々が馬鹿でした。
やはり貧乏人は貧乏人なのです。
いくら貧乏人を束にして高度な金融工学を駆使した金融商品を通じて
お金を貸しているとは言え、貧乏人に関わった我々が馬鹿でした。
かくして、貧乏人の多くが借りた金を返せなくなったのです。
貧乏人の性質が悪いのは、借りた金を返せないのみならず、返せなくなるとピーピー騒ぐことです。
やれ金融機関がしっかり説明しなかっただの、金利がこんなに高いとは知らなかっただの、
マイホームを買うと言う夢を叶えてもらった恩を忘れてわめき散らします。
せっかく買ったマイホームを取られたと涙ながらにテレビで訴える貧乏人もいました。
それはあなたが借りた金を返せないからでしょと我々は思ったのですが、世間はそうは見なかったようです。
なんせ世間の大半が貧乏人で構成されているのですから無理もないでしょう。
我々は今回のサブプライムローン問題でわずかばかりの授業料を払いました。
そしてひとつのことを学びました。貧乏人とは関わるなと言うことです。
所詮、失うものが何もない彼らに何を言ってもダメなのです。
サブプライムローン問題は、結局のところ、
貧乏人が分不相応な家を買うと言う真夏の夜の夢がはじけたと言うことです。
お前ら、貸した金返せよ!