08/09/17 00:56:31 kUEGs4mB0
良くわかる金融工学。
現金100万円を担保に現金300万を借りてきて、
その300万で信用取引で900万の株をかって
その900万の株を担保に9億円の外貨をかって
その9億円の外貨を担保に90億円分の不動産をかって
その90億円で900億円分の原油先物をかって…
賢い人たちが100万円の「実際のお金」が最終的に何万倍もの「みせかけの資産」に変化させてきた。
これが金融で利益を上げる仕組み、膨らんだ風船のようなモノ。
ここで注意すべきは同等の価値の物が取引されてるわけじゃない。
札束が動いてるのではなく○○円という数字が動いてる。
しかもその○○円は明日には価格が変わってる可能性があるモノ。
上の例なら90億円の不動産がその価値を失って9億円になったら?
原油価格が下落して100億円になったら?
その差額を保障できる元手は100万円しかないのに。
今のアメリカ市場では(日本もそうだけど…)何万社もがこういうことをしていて、
色んなリスクを先送りして、遂に実体の無いお金が吹き飛んだ。