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★麻生・李肇星「盟友」会談へ=「首相」にらみ対中重視促す-中国
中国政府が、自民党総裁選で優位に立つ麻生太郎幹事長と李肇星前外相が
16日に都内で会談する方向で調整していることが14日分かった。両氏は、
靖国神社参拝問題で日中関係が冷え込んだ際の外相同士で、関係改善を実現
した「盟友」。中国側には「麻生首相」をにらみ、親中派・福田康夫首相の対中
重視姿勢が継続するよう促す狙いがある。複数の中国筋が明らかにした。
李前外相は、日中両国の有識者が集まり、15~17日に開催される「第4回
東京-北京フォーラム」に出席するため来日。麻生幹事長との会談は、中国側が
希望していたとされる。
李前外相は2006年3月の記者会見で、ヒトラーやナチスを引き合いに靖国参拝
を強く批判。しかしその2カ月後にカタール・ドーハで麻生氏と外相会談を行った際
には一転、「意気投合」(外交筋)し、同年10月の安倍晋三首相(当時)の訪中に
向けた雰囲気好転に貢献した。
一方、麻生幹事長は12日の自民党総裁選の公開討論会で「外相だった時、小泉
内閣でくちゃくちゃになっていた中国との関係を李肇星との間で調整したのはわたしだ」
と強調。中国政府は「麻生氏が外相時代と同様に靖国神社に参拝せず、戦略的
互恵関係を推進する姿勢を確認したい」(日中関係筋)意向だ。
李氏は外相退任後、全国人民代表大会(全人代)外事委員会主任委員を務めている。
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