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武雄市が特産品として全国に売り出し中の「レモングラス」が、市のし尿処理施設・
武雄市衛生処理センターの敷地内で袋詰めにされていることを一部の市議らが
「消費者の信頼を裏切る行為で非常識だ」と問題視し、地元の保健所も「
食品衛生上、好ましくない」と市に口頭で注意して、袋詰め作業が休止に追い込
まれている。市は「衛生上は問題ないが、混乱を招きたくない」としている。
同センターの敷地には、し尿の処理棟とは別に管理棟がある=図。市レモングラス
課によると、袋詰め作業は8月20日から管理棟1階の会議室で農事組合法人の
パート従業員が実施。作業は市内の公民館や民家など3カ所でもしているが、
手狭だったため、今月末に新たな加工施設が完成するまで一時的に間借りしていたという。
これを知った市議の一人が今月9日に作業の現場を確認。翌10日には別の市議も
同センターを訪れて「誰の命令か」「いつからしているのか」などとセンター長に問いただし、
杵藤保健福祉事務所からも市に電話が入って、秀島一喜・レモングラス課長が釈明に
出向く事態に。同センターでの袋詰め作業は同日を最後に打ち切られている。
秀島課長は「管理棟は処理棟から完全に隔離されており、最新鋭の設備で臭気もなく、
むしろ衛生的だと思うが、誤解を招かないために休止した」と話している。杵藤保健福祉
事務所には「食品を扱う場所としては好ましくない」と指摘されたという。
同課によると、同センターでは1パック40グラム入りで千パックほど袋詰めし、
上質なものは郵便局のカタログ販売や地元の物産店に出荷。残りは試供品として郵便局の
来局者や首都圏で開催されるビジネスフェアの参加者に配る予定だったが、中止も検討
する、としている。
URLリンク(mytown.asahi.com)