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砺波市土木課の男性職員(41)が今月7日未明、乗用車を運転し、
酒気帯び運転の疑いで県警に検挙されていたことが13日、関係者の話で
分かった。県警は男性を道交法違反(酒気帯び運転)で書類送検する方針。
砺波市は検挙から1週間経過しながら事実を公表していない。
捜査関係者らによると、男性職員は7日午前0時25分ごろ、砺波市豊町
の市道で乗用車を運転。検問していた県警が飲酒検知を行ったところ、
酒気帯び運転の基準量を超える呼気1リットルあたり0・25ミリ・グラムの
アルコール分が検出された疑い。
男性は6日夜、飲食店で飲酒した後、帰宅する途中とみられており、
県警から連絡を受けた上司の市職員が男性職員を引き取りに来たという。
公務員の飲酒運転を巡っては、福岡市内で2006年8月、福岡市職員(当時)
運転の車が、家族5人が乗ったレジャー用多目的車(RV)に追突し、RVが
海中に転落し、子ども3人が死亡した事故以後、厳罰化を求める声が相次いだ。
県内では、富山市が私生活でも免職・停職に該当するものは速やかに公表する
など飲酒運転の懲戒基準を厳罰化し、県も「飲酒運転は原則懲戒免職」などと
した新基準を設けている。公表時期についても処分後、速やかにとしており、
ほかの自治体も早期に公表する流れになっている。
(2008年9月14日 読売新聞)
▽読売新聞
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