08/09/13 13:26:18 0
大分県教委汚職事件で、昇進人事をめぐる収賄疑惑が浮上している
県教委ナンバー2の富松哲博教育審議監(60)が二〇〇八年度
教員採用試験に関して、県教職員組合の宗安勝敏書記長から口利きを
受けたと、県教委の聞き取り調査に対して話していたことが十一日、
分かった。宗安書記長は疑惑を否定している。
県教委の教育行政改革プロジェクトチーム(PT)は「調査の対象は
県教委の内部と、それに関連するOB。組合は調査の対象外」として、
追及していない。不正の実態解明に向けた調査が、形骸(けいがい)的
だったことを露呈した格好だ。
複数の関係者によると、富松審議監は〇八年度教員採用試験に絡み、
宗安書記長から合格の依頼を受けたと話したという。
宗安書記長は「別の労組の知人に頼まれ、教員採用試験を受けた
受験者の合否を富松審議監に電話で問い合わせた。尋ねた時期ははっきり
覚えていないが、恐らく合格発表当日の発表後だったのではないかと思う」
としている。この受験者は合格だったという。
PTは「人事権、処分権が及ぶ範囲を優先して調査を進めた」との見解で、
照山龍治総務審議監は「与えられた任務の中で最大限の調査をした」と弁明。
今後、あらためて調査をするかについては言及しなかった。
富松審議監は今春の昇進人事に絡み、元県教委義務教育課参事の
矢野哲郎被告(52)=贈賄罪で公判中=から商品券二十万円を受け取った
として、県警が収賄容疑で捜査を進めている。富松審議監は現在、肺炎と
診断され、入院している。
▽大分合同新聞
URLリンク(www.oita-press.co.jp)
依頼がありました
スレリンク(newsplus板:376番)