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虚偽の出張申請を行い、遅刻を繰り返したうえ、不正に出張旅費を
受け取ったとして、大阪府は１２日、池田保健所の山階学所長（５７）を
懲戒免職処分にした。山階元所長は平成１６年から約４年間で、１８６回
にわたって虚偽の出張申請を行っており、「公務員の自覚に欠けていた」
と反省しているという。府は同日、山階元所長の上司にあたる健康福祉部の
笹井康典部長ら４人を文書訓告処分とした。
府によると、山階元所長は１６年４月～今年８月、１８６回にわたって
会議や打ち合わせなどのため、自宅から府庁や医師会などに直接訪れたと
する出張申請を出しながら、実際は自宅や出勤途中の喫茶店で過ごし、
昼前に出勤していた。
山階元所長が虚偽申請で受け取った出張旅費は５万９０００円。今月上旬、
不正に受け取っていた欠勤時間分の給与など計２６０万２０００円と
出張旅費を合わせた計２６６万円１０００円を府に返却した。
▽産経関西
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