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ゴミウリ
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大阪府教委に盗聴器、男性指導主事が設置「日常会話に興味」
大阪府教委(大阪市中央区)の高等学校課に盗聴器が仕掛けられていたことが12日、わかった。
府教委が「内部関係者が仕掛けた可能性がある」として調査していたところ、同日夕、同課の40歳代
の男性指導主事が「自分が設置した」と名乗り出た。
指導主事は「男女職員数人の日常会話に興味があった」と話しているといい、府教委は、盗聴器を仕掛
けた経緯などについて事情を聞いている。
府教委によると、11日午後11時ごろ、街頭で盗聴器の発信源を探すテレビ番組を収録中の民放関係者
から「盗聴器の電波を傍受した」と連絡があり、調査。
府庁別館5階にある同課生徒指導グループの、職員の机上コンセントに、盗聴器が差し込まれているのが
見つかった。
盗聴器は、二またコンセントに偽装した「タップ型」と呼ばれるタイプ。周囲7~8メートルの音声を拾い、半径
約100メートルの範囲で傍受できる性能があると見られる。
府教委が調査を始めたところ、12日午後5時ごろ、別のグループの指導主事が設置を名乗り出た。事情聴
取に対し、「迷惑をかけて申し訳ない」と謝罪したという。
指導主事は6月上旬に通信販売で約2万5000円で購入し同中旬に設置。8月上旬までに、1回あたり数分、
計20回程度、自分の席でイヤホンで傍受していたという。
(2008年9月12日21時54分 読売新聞)