08/09/12 20:42:07 77JE0YEkO
毎日変態騒動で重要なのは、
我が国のマスメディアが「いざという時に」本当に守るべき言論が機能するのを妨害する側に立っている事が明らかになった点にあるだろう。
これは年金や事故米問題などにも見られる官僚の「国民を踏み台にして事をなす」精神と通底するものだ。
このような精神が未だに大手を振ってまかり通る土壌がある限り、小手先の政治改革程度では「構造」の「転換」はなし得ない。
先の大戦の敗北にもかかわらず、殆どその機能を変えずに残った官僚機構と報道組織が
またぞろ日本を暗黒の闇の中に引きずり込もうと蠢いていると客観的にはみなさざるを得ないのに、
当人どもは、主観的に日本国の主役だと思いなしている点が目もあてられないほど滑稽だ。
「組織防衛」一心で、現実を率直に見据える事の出来なくなった、この巨大な二つの機構については、その特権の剥奪と制度の改革をきちんとした政治工程表に乗せなければならない。
それにしても「政官業の癒着」構造よりも恐ろしいのは、「モラルなき政官報の癒着」構造だ。
日本の閉塞は、結局この劣位構造から発しているのである。