08/09/11 15:16:10 0
給食業者は、市内の医療施設や老人保健施設に、食事を配食する業務をしており、
購入した量はいずれも数パック単位。すでに消費されている可能性が高いが、
これまでに健康被害の報告はないという。
一方、和歌山県内に供給した給食業者は調理施設を借りる形で事業展開していた。
那智勝浦町の老人保健施設では、今年6月から今月6日までに計4キロのもち米を、
もちの材料として使用。和歌山市内の2施設でも給食事業を行っていたという。
県食品・生活衛生課によると、この給食業者は特定の問屋を通じて米や
もち米を仕入れており、問屋への販売元に三笠フーズが含まれていた。
県はもち米が残されていた場合は使用しないように、
施設に通達するとともに、関係業者からの聴取を進め、
もち米の流通ルートの全容解明を急いでいる。
また、京都市では、民間の給食施設など少なくとも10カ所に
三笠フーズの米が納入された可能性があり、
各保健所が確認を急いでいる。市生活衛生課では
「一般消費者が直接購入していた可能性は今のところ確認されていない。
実際に消費されているかも含め、調査を迅速に進めたい」と話している。(おわり)