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米Akamai社が発表した2008年第2四半期のインターネットの現状調査(PDF)によると、
米国におけるインターネットの普及は、いくつかの国々より遅れている。
また、韓国は非常に高速のインターネット・アクセスを実現していて、
日本は「攻撃トラフィック」の発信源として世界をリードしている。
インターネットの普及に関して米国より進んでいる国および地域は、
スウェーデン、ノルウェー、アイスランド、フィンランド、オランダ、英領ケイマン諸島だ。
米国はその後の7位につけている。
このインターネット普及率は、総人口に対するユニークIPアドレスの数で算出している。
攻撃トラフィックの発信源、すなわち「分散型サービス拒否」(DDoS)攻撃や、
ハッキング行為、DNS(ドメイン・ネーム・システム)ハイジャックのトラフィックが特に多かったのは、
日本[30.07%。前期の3.56%(7位)から急浮上した]、米国[21.52%]、中国[8.90%]、ドイツ[5.56%]だった。
その後を、ウクライナ、韓国、台湾、フランス、ロシア、ポーランドが続いている。
インターネット接続の速度に関しては、
上から韓国、日本、香港、スウェーデン、ベルギー、米国、ルーマニア、オランダ、カナダ、デンマーク
の順となっている。
[ネット接続全体に占める5Mbps以上の高速ブロードバンド接続の割合を算出。
トップ3は韓国64%、日本52%、香港37%となっている]
報告書によると、韓国は政府による支援のおかげで、ブロードバンド接続の普及率で
他国を大きく引き離している。さらに、韓国では光ファイバーの敷設がより簡単な集合住宅が、
全住宅の50%以上を占めていることも、ブロードバンド普及率に貢献しているという。
ソース:wiredvision
URLリンク(wiredvision.jp)
(注:pdfです)2008年第2四半期のインターネットの現状調査 English
URLリンク(blog.wired.com)