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★三笠フーズ、解雇で説明会「日本一モラルない会社で…」
・全従業員の突然の解雇から一夜明けた10日朝、三笠フーズの各工場では、従業員への
説明会が開かれ、幹部らが慌ただしく出入り、対応に追われた。
炊飯業務を行う社員12人とパート約50人が勤める、大阪府豊中市の炊飯工場「ライス
センター」では、従業員が不安そうな面持ちで出勤。同工場の責任者という男性社員は
「会社からは解雇について何も聞かされていなかった。事故米についても全く知らず、
職を突然失った我々も被害者だ」と憤った。
午前10時過ぎから、冬木三男社長(73)が解雇の理由などを説明、理解を求めた。
12人が勤める福岡県筑前町の九州工場では、事業部長(63)から9日付の解雇が
伝えられた。従業員らは押し黙り、涙を流す人もいたという。
本社から事故米の転売についての経緯説明はないまま。事業部長によると、従業員には
「日本一モラルのない会社に勤めたことに心を痛めているが、みんなで事故米の回収作業を
責任を持って行おう」と声を掛けたという。
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