08/09/09 10:13:14 0
福田退任後に実施された共同通信の緊急世論調査の結果に、民主党内は大慌てだ。
支持する政権の枠組みは「自民中心」が、43.3%と前回より8.5ポイントも急増し、
逆に「民主中心」は、41.7%と6.5ポイント減った。比例代表の投票先や政党支持
率まで、自民が民主を逆転。朝日の世論調査でも、自民党支持率は急回復していた。
総裁選のバカ騒ぎでメディアジャックを仕掛け、移ろいやすいミーハー層の支持を集
める。なりふり構わぬ自民の総選挙シフトに民主は危機感を募らせている。
味を占めた自民は、新政権発足後もショーアップを続けるハラだ。新政権の内閣には
総裁選に出馬した小池百合子、石原伸晃など全員入閣させる予定だという。
「誰が総理総裁になろうと、次期内閣の入閣条件は『話題性』。政治手腕は二の次で、
有権者の注目を集める“オールスターキャスト”になる」(自民党関係者)
そこで、入閣候補の目玉と取り沙汰されているのが、ナント宮崎県の東国原知事だ。
東国原知事は道路特定財源維持を唱える“自民党応援団”。税金のムダ遣い削減を検
討する「行政支出総点検会議」のメンバーとして、福田政権に取り込まれていたが……。
「知事と大臣の兼務を禁じる明文規定はない。田中康夫参院議員も長野県知事時代に、
民主党の『ネクスト大臣』に名を連ねていた。臨時国会召集後に即解散すれば、野党の
追及も最小限に抑えられる。新政権誕生の“ご祝儀”で高支持率のうちに東国原大臣が
全国を回り、“東国原フィーバー”を巻き起こせば、小泉郵政解散の再現も可能です」
(自民党関係者)
そこまでやるか?
(日刊ゲンダイ2008年9月6日掲載)
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