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★有害米2割、正規米に混ぜる 農水省、出荷先特定急ぐ
・工業用に限定された事故米を食用に転用していた米販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が
農林水産省に、「事故米を2割ほど、正規米に混ぜて出荷していた」と説明していることがわかった。
農水省は、取引先に気付かれずにコストを抑える狙いだったとみて、出荷先の特定を急いでいる。
政府が事故米を売却したほかの16社についても、食用に転用していないか8日以降、一斉点検する。
農水省の調べでは、三笠フーズが正規米との混合を認めているのは、カビ毒のアフラトキシン
B1が検出されたり、水でぬれたりした分で、いずれも「うるち米」。有機リン系の農薬成分メタミドホスが
検出された中国産の「もち米」800トンについては、「混ぜていない」と説明しているという。
三笠フーズの社員によると、正規米がタイ産やベトナム産であれば、同じ産地の事故米を精米機に
かける前に混ぜることで、取引先に気づかれないよう細工していた。この社員は「企業努力で1円でも
安くするためだった。ブレンド米は米業界では常識。味を落とさずに配合割合を考えるのが米屋の
テクニックで、その手法を応用した」と話している。
8割の正規米に2割の事故米を混ぜた米は、焼酎メーカーなどに出荷されたとみられる。
三笠フーズからの流通経路は、仲介業者から別の仲介業者や米穀店へとつながり、農水省が
確認できた分だけでも、加工メーカーに届くまでに最大5段階にのぼる。この過程で、何も知らない
業者が、さらに他の米を混ぜてブレンド米とし、全国各地で販売されたおそれがある。
三笠フーズ関係者は事故米の食用への転用について、「(同業者は)どこでもやっている」
と証言している。このため農水省は、過去に政府の事故米を購入した、ほかの16社についても、
事故米をどのように販売したか詳しく調べる。
URLリンク(www.asahi.com)
※元ニューススレ
・【汚染米食用転売】 "商品名は公表せず" メタミドホス検出の中国米、9割が加工され流通…農林水産省★2
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