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軽油3・8キロリットル漏れる 泊原発1号機 非常用発電機のタンク室
【泊】北海道電力は七日、定期検査中の泊原発1号機(後志管内泊村)の
非常用ディーゼル発電機の屋外地下燃料タンク室で、燃料の軽油約三・八キロリットルが漏れたと発表した。
外部への放射能漏れはなく、2号機の運転に支障はない。北電は漏出個所や原因を調べている。
北電によると、同日午前九時五十分ごろ、非常用発電機の点検作業中に、
地下燃料タンク室で軽油が漏れ出しているのを発見。消防に通報し、タンクの弁を閉め、漏れは停止した。
発電所施設外部への油漏れはないという。1号機の非常用発電機は二台あり、
容量百十五キロリットルの地下燃料タンクは二基ずつ計四基ある。
また北電は、八月三十一日未明に定期検査工事用の発電機から燃料の軽油十六リットルが漏れたことも発表した。
燃料管の接続部からの漏れが原因とみている。北電は二件の漏出について、いずれも発生当日に道や地元四町村に連絡した。
非常用発電機は、事故で原子炉に電力を供給できなくなった時、原子炉を安全に停止させるための設備。
北海道新聞 (09/08 07:21)
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