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無資格のマッサージ業者が増え、視覚障害者の働く場が奪われているとして、
視覚障害者とボランティア計51人が6日、宇都宮市大通り3の宇都宮パルコ前
などで、資格者のいる店の利用を訴えるビラを配った。
日本盲人会連合などが進める「無資格者撲滅キャンペーン」の一環で、
県視覚障害者福祉協会(須藤平八郎会長)などが主催した。ビラ配りは
昨年に続き2回目。
市内で治療院を営む斎藤新一さん(57)は、国立塩原視力障害センター
(那須塩原市)で3年間の専門教育を受け、国家試験に合格した。ここ数年、
短期間の講習で開業する無資格店が県内でも増えてきたという。斎藤さんは
「保健所が指導しても、住所を変えて営業を再開するモグラたたき状態」と
話す。
ビラ配りには、県立盲学校(宇都宮市)の教師も参加した。菅沼さおりさん(27)
もその一人で、マッサージ師などを目指す教え子の将来を心配する。菅沼さんは
「視覚障害者が自立する道はまだまだ限られている。無免許業者は手を引いて
ほしい」と話した。
「肩こり・腰痛」などと症状名を掲げている無資格店もあるが、須藤会長は
「病名を使って宣伝することは法律で禁じられている」と指摘する。「世の中の人は
『治る』という言葉に惑わされやすいが、そういう広告をしている店はまず無資格
だと思ってほしい」と訴えた。
▽毎日新聞
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