08/09/07 14:09:31 xmETxSOJ0
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事故米の発生状況・・・
○喜多石川県次長(農業担当)
石川県ですけれども、特に三重県さんが発言された内容に尽きるというふうに思います
けれども、石川県は、畜産はなかなか弱小な県でして、どうもエサ米、飼料用米という形
で水稲を眺めてみると、よく情報が分からない。つまり石川県の畜産業というのは、飼料
業者さんがすべて配合飼料という形で供給されていて、石川県で作る飼料米というのはエ
サとしてどういう価値があるのかということがよく見えない。
ですから生産者に、中山間地域等は水稲作が非常に有効であるというか、それしかない
という状況の中で、農家に説明するときに、こういう価値があって、こういうものの代替
にできるからこうなんだとか、あるいは品質的に、北陸何号とかとここに例示させていた
だきましたけれども、収量だけ、価格だけで今まで片づけてきた。
どうもエサ米というのは、低価格帯の加工米よりもさらに低い価格であるので、ほとん
ど事故米の処理という形で使ってきたというのがあって、それがどう畜産の飼料としての
価値があるのか、よく分かっていないというところがありますので、できれば国のほうで、
例えばトウモロコシに代替するには、こういう成分に優れているような品種を導入して、
こういう家畜にこうやって食わせるのが非常に有効なんだと、そこまで情報としてきちっ
と、もしお分かりいただければ提示していただくと、こちらの農家に対する説明にも迫力
がつくというか、採算ベースに合わせるために、どこをどういう具合に支援すればいいの
かというところへ行くと思うんですね。
ですので、今まで石川県とすれば、後ろ向き対応で、エサ米としては対応が悪かったの
かも分かりませんが、これからやろうとしたときに、そういう情報がまず必要だという、
そこら辺を是非御理解、御協力をお願いしたいと思います。