08/09/05 21:47:20 0
社会格差が広がる中、今や3人に1人まで増えたといわれる低賃金の「非正規雇用者」。
最近では『蟹工船』がブームとなり、格差社会や低賃金問題が論じられるようになっている。
毎日新聞も<働けど ’08 蟹工船>と題した連載を開始、厳しい環境化にある労働者をクローズアップしている。
ところが最近、当の毎日新聞の販売所内で働く契約社員の「奨学生」たちが、労働環境についての
相談を次々と労組などに寄せ、怒りとともにその内実をぶちまけているというのだ。
A君も件の“格差連載”を手にこう憤る。
「記者の方々は販売所の労働環境を知らないんでしょう。毎日新聞は現代の蟹工船ですよ」
毎日の奨学生と販売所が取り交わす「奨学生雇用条件確認書」によれば、奨学生の採用形態は、朝夕刊の配達、
集金、チラシ折込などの付帯業務を行うAコースと、そこから集金業務を除いたBコースの2つ。A君が選んだAコースの場合、
1日の平均労働時間は6時間とされ、基本給12万7800円に深夜手当8200円が加算された、計13万6000円となっている。
ところがA君の「給与支払明細書」を見ると、支給合計は8万7670円、いわゆる手取り月給は5万7360円となっている。
A君が説明する。
「普段は週休2日で月に20日強働きます。この月は18日しか働いてなかったのですが、この支給金額は少なすぎます。
労働時間は1日6時間ではなく、10時間ほどだったので、時給換算すると実質500円足らずになってしまいます」
ちなみに厚労省が定めた都内の最低賃金の時間額は739円で、
A君の待遇はかなり下回っている。さらに、A君が疑問視するのは明細に記された“罰金”だ。
「届け忘れ、集金できなかった代金の肩代わり、契約が継続できなかった場合のペナルティとして科されます。
しかし、これらは『確認書』には記されておらず、働き始めてから説明されました」
>>2以降に続く
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