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列車のはず…当日バスに 苫小牧・拓勇小の修学旅行 業者ミス
【苫小牧】苫小牧の拓勇小学校(中沢宏則校長、八百四十四人)が三日から一泊二日で行った函館方面への修学旅行で、
旅行会社の日本旅行北海道(札幌)の担当者が列車予約が取れなかったにもかかわらず「手配した」と虚偽の報告をして、
出発当日に急きょ児童が往復ともバス旅行を強いられたことが五日分かった。同社は「社員のミスだった。賠償に応じたい」と謝罪している。
同校や同社によると、修学旅行には六年生の児童八十八人が参加。担当の二十代の男性社員は、
申し込みがあった直後の昨年十月に特急の申し込みをしたが空席がなかった。
しかし学校側には「予約が取れた」と報告。出発前日には架空の指定座席番号を知らせていた。
社員は当日になって集合地のJR沼ノ端駅で「日付を間違えて手配した。バスで代替する」と説明。
個人的に手配した貸し切りバス二台で出発した。特急を使えなかったことで往路で三十分、復路で一時間、
余分に時間がかかったが、見学予定地の変更などはなかった。列車に比べバスの利用だと一人当たり二千円ほど安いという。
同社と同校は児童が帰宅した四日夕、保護者に経過を説明したが、不可解な事態に怒る親もいた。
中沢校長は「子供たちを楽しみにしていた列車に乗せられず、強い憤りを感じる」と話す。
同社の永山茂旅行事業部次長は「予約が取れなければ学校と再協議するのが通常だが、
社員は『ミスを上司に報告する機会を失った』と説明し反省している。賠償には誠意を持って応じたい」と謝罪している。
北海道新聞 (09/05 15:45)
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