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★インド、10月2日からオフィスでの喫煙が禁止に
〈バンガロール〉国内で禁煙キャンペーンが活発化していることを受け、インド政府は
10月2日から「職場での禁煙制度」を実施する。
アンブマニ・ラームドース保健家族福祉相は「10月2日以降、公共の建物内での喫煙を
禁止する。タバコを吸う者は建物の外に出なければならない」、「IT企業を含め全ての企業に
禁煙制度が適用される。建物内に喫煙所を設けることはできない」と報道陣に語った。
カフェ・レストラン・パブ・ディスコ等の建物にも禁煙制度が適用される。30席以上ある
レストランは、仕切られた空間を準備し、空調を設置して分煙に取り組まなければならない。
違反した者への罰金は現在200ルピー(約500円)となっているが、政府は個人の違反者の
罰金を1000ルピー(約2500円)に、違反企業の罰金を5000ルピー(約1万2500円)に増やす
ことを検討している。
禁煙を訴える広告キャンペーンも実施される。ボリウッド・スターなどの有名人も広告に
起用される。12月1日からは、全てのタバコ製品に写真を使用した警告文を印刷する予定だ。
タバコメーカーには3ヵ月の準備期間の後、製品への印刷を遵守するよう通達がなされた。
インド政府はタバコの栽培と消費の削減に取り組む国際協定に調印した。政府はタバコ栽培
業者に対しては、タバコの替わりにハーブを栽培するよう奨励しているという。
ヴォイス・オブ・インディア 2008/09/03 Wednesday 17:22:04 JST
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