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ドイツ経済、恐らく景気後退に入った=経済技術次官
[ベルリン 3日 ロイター]
ドイツのオトレンバ経済技術次官は、ドイツ経済が恐らく5年超ぶりにリセッション(景気後退)に入ったとした上で、
来年に回復する見込みは薄いとの認識を示した。
次官は3日に発表されたロイターとのインタビューで「第3・四半期にゼロ成長にとどまればまだ幸いといえ、
実際はマイナス成長の流れを見込んでいる」と指摘。「経済統計・調査は明らかに下降を示しつつあり、
(経済は)間違いなく落ち込むだろう」と語った。さらに「問題は速やかに終わらない見通しで、
来年に回復するかどうかは疑問だ」と述べた。
最近のユーロ安・ドル高について、経済への恩恵を見込むのは早計とした。
「ユーロ/ドルが1.20─1.30ドルに向かって下落すれば負担は和らぐだろう。
現時点で(相場は)依然として比較的高水準だ」と話した。
8月の消費者物価指数(CPI)は、前年比の伸び率が前月の3.3%から3.1%に鈍化した。
次官は最近数カ月の大幅な物価上昇は過去の事柄で「正常化への回帰とはいえないが大幅な負担軽減だ」と述べた。
原油高は引き続き問題だともした。
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