【毎日新聞】金正日総書記は死にもの狂いで国際社会に挑んできたのに比べ、この日本政治の弛緩は… 編集委員・鈴木琢磨at NEWSPLUS
【毎日新聞】金正日総書記は死にもの狂いで国際社会に挑んできたのに比べ、この日本政治の弛緩は… 編集委員・鈴木琢磨 - 暇つぶし2ch1:春デブリφ ★
08/09/03 17:28:14 0
★特集ワイド:前略、どうしたのですか福田康夫首相 国よりプライド選ぶ?
 ◇薄っぺらだった拉致解決の決意 「コハダの味」知らせないまま 「安心実現」も
空手形……

 いまもあの味が忘れられません。福田康夫さん、あなたが自民党総裁になる前々夜、
とあるホテルの部屋で飲んだ缶ビールの味が。あなたは言いましたね。いささか顔をひ
きつらせて。「拉致問題が正念場ですから」。大のワイン通が、冷蔵庫の缶ビールをぐ
っと飲み干す姿に決意を感じました。総裁選さなか、私の手で解決したい、と語気を強
めたのが本気であった、と。
(中略)
外交の福田が泣く。失望しきりです。拉致問題に全身全霊で打ち込む、ビールを飲む姿
を信じてきました。日朝協議で拉致の再調査の約束をさせ、秋にも結果を引き出し、あ
なたの政治決断がいかなるものになるか、じっと目を凝らすつもりでいました。

 せんえつながら、くだんのホテルの一室で、私は対北朝鮮外交について愚考を申し述
べました。覚えておられますか? 対話と圧力、それだけではダメだ、理解を加えなけ
れば、と。相手を知らなければならない、と。日本の情報力、インテリジェンス能力を
決定的に高めることが不可欠だ、と。あなたは胸ポケットから取り出した手帳にメモし
ました。ああ、まじめな人だと思いました。期待しました。
(中略)
 もちろん、この辞任劇、ねじれ国会で民主党に攻め込まれた自民党を救うウルトラC
との見方は成り立ちます。ただ、あなたは日本国総理大臣です。思い返してください。
1998年8月31日のことを。あの日、北朝鮮から発射された弾道ミサイル「テポド
ン」が日本列島を飛び越え、太平洋に落下しました。日本人は震撼(しんかん)しまし
た。ちょうど10年前です。以来、金正日(キムジョンイル)総書記は政権生き残りの
ため、死にもの狂いで国際社会に挑んできたのです。それに比べて、この日本政治の弛
緩(しかん)は……。
(後略)
■ソース(毎日新聞)(略部分はソースで)
URLリンク(mainichi.jp)



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