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★裏庭で飼育できる小型ウシが人気、食料品高騰への「対策」-英国
食料品価格の高騰が続く中、英国では一風変わった「対策」の人気が高まっている
―小型のウシ「デクスター」などを自宅の裏庭で飼育し、牛乳や食肉などを生産する
人が増えているというのだ。
英国におけるデクスターの管理団体「Dexter Cattle Society」には昨年、4100件以上
の登録があったという。この数字は2000年の倍以上。さらに、「世界で最も効率的で
おいしいウシ」と銘打ってデクスターの販売に乗り出すウェブサイトも多数存在するという。
大型犬のジャーマン・シェパードと同じくらいか、より小さい場合もあるデクスターの
価格は、 1頭あたり200-2000ポンド(約3万8900-38万9000円)。殺菌処理をしなく
ても飲める牛乳が一日当たり16パイント(約9リットル)得られる上、庭の“芝刈り”まで
してくれるデクスター。はじめはペットとして飼い、数年後には食肉として「有効利用」
できるという。
アイルランド南部原産のデクスター。牛乳を生産でき、年に1頭子ウシを産むことから、
農民たちには人気のウシだったという。現在の英国では1頭を飼育して毎日牛乳を
しぼり、年に一度は子ウシを産ませ、数年後に食用にするというサイクルで飼育する人
が多い。子ウシを産んだデクスターは、2歳になるころに食肉処理場へ連れて行かれる。
この年齢のウシの肉が一番食べごろなのだという。
英国立統計局(ONS)が7月に発表した統計によると、この1年間で英国の食料価格は
13.7%も上昇。食肉価格も16.3%上昇し、牛乳やチーズ、卵にいたっては19%も高く
なったという。
デクスターを自宅で飼育しているPam Ayresさんは語る。「土地が少しでもあれば、デク
スターのような品種を飼育すると、スーパーで食材を購入するよりうんと安く済むの。
芝刈りもやってくれるし最高よ」。
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