08/09/02 18:39:25 YbBWAm2z0
デジタルメディア局長が30数年前の件について語った記事をこっそり削除
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「これからは紙ではなく電子媒体の時代」とストレートに言えばよかったのかもしれないが、
最初に、今から三十数年前、毎日新聞が実質的に倒産した話をした。
前にも書いたが、私はこの春、入社まる30年を迎えた。私が入社する前の2年間は、毎日新聞は新卒の社員を一人も採用していない。
一人もだ。
なぜか。会社が経営危機に陥り、新社と旧社を分離して、再建の緒についたばかりだったからだ。
資本を増強するため社員も出資した。今年の新入社員も入社式の日、2口5万円の出資の書類に署名を求められた。
毎日新聞の最大の株主が従業員持ち株会であるのは、そういう歴史がある。
また、社員手帳の表紙の裏には、1977年制定の編集綱領が掲載されているが、
これも外部から資金援助を受けて会社を立て直す際に、改めて編集の独立をうたったものである。
生まれる前の話をしなくたって、と言われそうだ。が、三十数年前は「毎日新聞をつぶすな」という声が、
経済界からも、労働界からも、市民からも、学者からも、文化人からも、あちこちから湧き起こり、それで毎日新聞は生き残った。
今だったらどうだろう。「全国紙は多すぎる」「毎日新聞がなくなったって誰も困らない」。そういう声が出るかもしれない。
だからこそ、頑張らなければならない。そういう話をした。
URLリンク(www.maing.co.jp)
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