08/09/02 11:41:59 o0zqPLLR0
麻生は金持ち側でワープア切り捨てと思ってる奴は↓を読め
■2008号2月の「諸君!」のP.43 究極の少子化対策とは?についての宮崎哲弥氏との対談より■
宮崎「しかし、企業が不況を生き抜くために人件費を抑え、正規雇用を減らしてパートや派遣を増やしました。
その結果、格差感が拡大したことは否めません。「ワーキングプア」の増大も気になります。
麻生「確かにそれは言える。オレが親父の跡を継いでセメント会社社長を務めていた昭和四十年代、人件費の割合(労働分配率)は75%ぐらいあった。
ところが今は65%を切る企業が多いと聞いている。経済がグローバル化し、財務諸表の数字を良くして株価を上げなければ生き残れない時代になったことが一因なんだろう。
しかし、目先の数字や株価にとらわれて非正規雇用を増やしたことが間違いだったことに、勘の良い企業は気づき始めているよ。
最近は経団連も「給与を上げるべし」との意見に傾いているしね。
たとえばオレの選挙区である福岡八区に「トヨタ自動車九州」本社があるんだが、同社は正規雇用を増やし始めた。すると、意外なところに変化があらわれたんだ。
宮崎「どういうことですか?
麻生「結婚ラッシュなんだよ、オレの選挙区は。そして出産ラッシュ。結婚すれば平均2.8人の子供が生まれるから、地域の消費活動にも良い影響を与える。
結果として、社会の活性化につながる。日本のGDPのうち約七割は国内消費ですから、正規雇用を増やして生活を安定させれば、自然と消費は伸び、経済の基礎体力も強くなる。
正社員を増やして給料を上げることが、思わぬ副産物をもたらしてくれるわけさ。