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★[市況]ボーカロイド市場、「初音ミク」の対抗馬登場で激化
・ボーカロイド市場が盛り上がっている。プロの歌手のように歌を歌うソフトウェアのジャンルで、
これまでは札幌市のクリプトン・フューチャー・メディア(伊藤博之社長)がトップシェアを
占めていた。だが、ここへきて大阪市のインターネット(村上昇社長)が、ボーカロイド市場に
本格参入。“北”と“西”の一大対決が激しさを増している。
ボーカロイドはヤマハが開発した音声合成エンジンで、クリプトンは同エンジンを組み込んだ
「初音ミク」の大ヒットで一躍有名になった。今年7月31日にインターネットがアーティストの
Gacktさんの声をベースに開発した「がくっぽいど」を投入。クリプトンは初音ミクの姉妹品で
ある鏡音リン・レンの新バージョン「鏡音リン・レン ACT.2」を7月18日に発売。シェア争いが
本格化した。
BCNランキングによる7月31日-8月21日のシェアは、インターネットが優勢だ。「がくっぽいど」
投入直後ということもあり、BCNランキング「サウンド関連ソフト」部門に占めるインターネットの
販売本数シェアは20.5%。うち「がくっぽいど」は同8.2%を占める。ボーカロイドに必要な同社製の
音楽編集ソフトなどの販売拡大にも貢献している。
対するクリプトンの同シェアは13.3%で、同期間に限っていえば、「がくっぽいど」に押され気味。
だが、同社では年内にミクやリン・レンに続くボーカロイド新製品を投入する予定で、着々と反撃の
準備を進めている。新製品の相次ぐ投入によって、楽曲の発表の場として活用されている動画
投稿サイト「ニコニコ動画」でも盛り上がりをみせる。音源ソフトや編集ソフトなどサウンド関連
製品の販売増に結びつくなど、さらなる波及効果が期待される。
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