08/09/01 19:50:18 0
三塁側ベンチ前でのヒーローインタビュー。
心ない阪神ファンから投じられた氷が大道の頭をかすめた。
それでも38歳の大ベテランは嫌な顔を見せることなく「好調?ちょっと年齢は高いですけどね」。
8回に猛攻で一挙4点。
虎党にとってはうっ憤がたまる展開だった。
首位・阪神との3連戦に勝ち越し。
奇跡の逆転Vへ望みをつないだ。
1―1の8回。
1死満塁とし、阿部が勝ち越しの押し出し四球を選んだ。
坂本は三振に倒れたが、次打者の代打・大道は、その対戦から1球たりとも目を離さなかった。
「(阪神の)ウィリアムスはスライダーが不調。直球が来る」。
狙い通りの初球の直球を振り抜き、右中間へ3点二塁打。
プロ21年目の洞察力と集中力がもたらした一打が虎の戦意を喪失させた。
首位・阪神からカード勝ち越しを決め、8連戦を6勝2敗。
貯金は今季最多の14となった。
7月8日には最大13ゲーム離されていたが、6差以内に接近するのは4月25日(5・5差)以来だ。
常に「5になったらゲーム差を意識する」と話している原監督は「最低、勝ち越しというのがあった。
なんとか食い下がって上の位置を狙いたい」と気合を入れ直した。
URLリンク(www.sponichi.co.jp)