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負債総額18億円、あの“株価1円企業”がついに倒産
帝国データバンクが1日明らかにしたところによると、株価が1円を付けて話題になっていた
ジャスダック上場のシステム開発会社「トランスデジタル」(東京・永田町)が2回目の不渡りを
8月29日に出し、事実上倒産した。負債総額は3月末時点で18億590万円。
上場企業の倒産は今年に入り14社目となる。
2回目の不渡りを出したことで、同社は1日に銀行取引停止となった。
ジャスダック証券取引所は同日までに、9月30日付で上場廃止にすることを決めた。
同社は1969年、コンピューター関連会社として設立され、90年12月に日本証券業協会に
店頭登録(現ジャスダック証券取引所への上場)を果たした。「97年ごろから2000年にかけ、
輸入車販売や携帯電話販売などに相次いで進出し、多角化を進めた。しかし、採算が取れずに
業績が低迷。その後、資本提携先が民事再生法の適用を申請したことで多額の損失が発生する
などし、08年3月期まで3期連続で純損失を計上していた」(帝国データバンク)という。
業績が低迷するなか、同社は新株予約権を発行して資金を調達。7月にも新株予約権を発行し、
8月27日までに31億3000万円を調達していたが、翌28日には1回目の不渡りを出し、
動向が注目されていた。
新株予約権を発行しまくったため、同社の発行済み株式数は急増。それに伴って株価も低迷し、
今年2月に年初来高値となる44円をつけた後はズルズルと値を下げ、6月中旬には1ケタ台に
突入した。8月中旬以降は監理・整理ポスト入りした銘柄でもないのに1円をつけることがあり、
市場で話題になっていた。
夕刊フジ 2008/9/1 17:00 2008/9/1 17:34 更新
URLリンク(netallica.yahoo.co.jp)
※関連サイト※ 帝国データバンク 大型倒産速報
URLリンク(www.tdb.co.jp)