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「男児自殺は体罰原因でない」初弁論で請求棄却求める
2006年に自殺した北九州市若松区の永井匠(たくみ)君(当時市立小5年、11歳)の両親が「自殺は教諭の継続的な
体罰が原因」として、学校管理下の事故などに災害共済給付金を支給する独立行政法人「日本スポーツ振興センター」を相
手取り、死亡見舞金2800万円の支給を求めた訴訟の第1回口頭弁論が4日、福岡地裁小倉支部(岡田健裁判長)であっ
た。
センター側は請求の棄却を求めた。
答弁書でセンター側は、市から「教諭の行為は適切な指導の範囲で、体罰ではない」との報告を受けているとし、「現段
階では、学校管理下での事件に起因する死亡と判断できず、支給要件を満たしていない」と主張した。
訴状によると、永井君は05年4月ごろから、担任の女性教諭(53)(依願退職)に頭を殴られるなどの体罰を受けた。
06年3月16日、新聞紙を振り回して児童に当てたとして床に押し倒されて注意され、直後に教室を出て、自宅で首をつ
って自殺したとしている。
両親は「学校管理下での災害」として今年7月に提訴した。両親は07年3月、市に約8100万円の損害賠償を求める
訴訟も起こしており、両訴訟は併合審理される見通し。
(2008年9月4日 読売新聞)
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