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人口の約12%をブラジル人が占める大泉町で三十日、日本人のブラジル移民百周年を記念した
「大泉カルナバル2008」が始まった。初日は、ポルトガル語で「すばらしい」の意味をもつ
「BOM」を、盆踊りに掛けた日伯友好の「BOMおどり」を開催。メーンの盆踊りでは、
浴衣姿の日本人と、タンクトップのブラジル人が輪をつくり、親交を深めた。
「BOMおどり」では、参加者がよさこいやダンスなど多彩な踊りを披露。締めくくりの盆踊りで、
八木節の太鼓の音が会場に響き渡ると、ブラジル人も日本人も次々と踊りの輪に加わり、
一緒になって心地良い汗を流した。町内のブラジル人学校「日伯学園」の生徒も盆踊りは初挑戦。
ビデオを見ながら、見よう見まねで練習を重ねた。日伯共生のきっかけに、と「BOMおどり」を
提案した戸沢江梨香園長は「地元の人と日系が一緒にイベントを成し遂げられ、感動しました」と
目を赤くした。
学園で踊りのリーダー役を務めた熊谷マイラさん(16)は、盆踊りを通じて日本人との距離が
縮まったと感じた。「違和感なく輪に入ることができ、一体感を感じました」
町内の主婦橋本のり子さん(67)は「ブラジル人と一緒に盆踊りをすることができ、とても
楽しかった」と目を輝かせた。
三十一日は、ブラジルから招待したサンバチームがカルナバルに加わり、イベントを一層盛り上げる。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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