08/08/31 12:43:21 DOuam4TW0
職業安定法は日雇い派遣等(当時は人夫手配師など)を規制する為にGHQによって作られた。
GHQ労働課労働者供給事業禁止担当官コレット氏は、こう述べている。
「新しく実施される職業安定法は今まで日本にあった人夫供給業とか
親分子分による口入れ稼業というものを根本から廃止して
この封建制度が生んだ最も非民主的な制度を改正し、
労働者を鉄か石炭かのように勝手に売買取引することを日本からなくして
労働者各人が立派な一人前の人間として働けるように計画されたものである。(中略)
封建制度中の最悪の人夫請負業を廃止するならば、数世紀にわたって東洋諸国に禍していた
最も非民主的な社会制度を日本から追放する第一歩を踏み出すことになるであろう。
このいまわしい人夫請負業というものは苦力制度といわれていたもので、日本では親分子分とか
親方制度とかいわれ、封建的社会制度野重要な部分でもあったのである」(『臨時工・上巻』)
そして経団連によって派遣労働者は対象外とされ骨抜きにされた(正社員向けにはいまだ有効な法律)